【ビジネス英語】「Please」は実はそんなに丁寧じゃない
お願いごとをする時の定番英語
「Please」
丁寧にお願いするつもりで使っていても、
実はそんなに丁寧になっていない場合があるってご存じでしたか?
なんなら、むしろ相手を不快にさせてしまうことも…!
今回はPleaseを使う時に
知っておきたい&気を付けたいポイントをまとめました。
よく使う単語だからこそ、この機会に注意点を確認しておきましょう!
どんな使い方だと相手を不快にさせてしまう?
①位置
Pleaseを付ける位置 によって聞こえ方が変わります。
✔ Pleaseが前 → 丁寧
✔ Pleaseが後ろ → 命令っぽく聞こえる
Please be careful. →◎
Be careful, please. →命令風▲
「Please」が後ろにあると
圧を感じたり・偉そうに聞こえたりするようです。
(お母さんが子供を叱るときに言うような感じ)
②言い方
意外なのがこれ。
「Please」と口では言っていても
Pleaseをいう ”雰囲気” を出していなければ、
お願いしてる感じが薄れて
「むしろ強制?命令??」みたいになるようです。
実はそれって日本語でも同じで
棒読みで「○○お願い」って言うのか、
それとも顔から言い方からお願いオーラを出しながら
「 ○○お願い~!」って言うのか。
それだけで雰囲気全然違いますよね。
ただでさえ英語を喋る時って
「なんて表現しよう‥言い方あってるかな‥」
とか頭で考えてることが多いので、気が散りがち。汗
ちゃんと ”お願いの雰囲気” で
「Please」と言えるように気を付けましょう!
Pleaseの後はそもそもが命令文
Pleaseは後ろより前につけた方が丁寧だとお伝えしましたが、
前につければ丁寧になる!というわけでもありません。
Please check the documents.
(書類を確認しておいてください)
Please set up a meeting.
(ミーティングを組んでください)
上の2つは、どちらも
「Please」でお願い風になっていますが
あまりNoと言わせる雰囲気が無いような、
「お願いね、よろしく!」
みたいなニュアンスがありますよね。
この場合のPleaseはそもそも
・Check the documents
・Set up a meeting
に「Please」をつけて、
丁寧に命令しているに過ぎない のです。
お願いはしているものの、ラフな雰囲気ですね。
じゃあどうしたらいい?
①Pleaseを乱用しない
上でお伝えしたように、
Pleaseをつけてもそもそもが命令形の文章なので、
あまりPlease Please言いすぎると
押しつけがましい感じになってしまいます。
ちょっとしたお願い事のとき1回使うくらいにしておきましょう。
②Pleaseの代わりに使えるのはこれ!
「Please」の代わりに使える、もっと丁寧な英語はこちら↓
(下に行くほど丁寧さUP◎)
- Can you ~please?
- Could you ~please?
- It’ll be nice if you could
- I was wondering if you could
- I’d appreciate it if you could
状況に合わせて
「Please」をこの辺りの表現に置きかえて使うのがGoodです。
でもそんなに気にしすぎなくても大丈夫
と、ここまで見て
他の表現をちゃんと使いこなせるかな…と心配になったかもしれませんが
気にしすぎなくても大丈夫◎
表現を多少間違えたとしても
そもそも日本人は謙虚で丁寧なイメージがあるそうで、
そこまで嫌な印象にはならないなんて意見もあるようです。ラッキー♪
- お願いする時の雰囲気に気を付ける
- Pleaseを使いすぎない
この2つにまずは気を付けて、
徐々にいろんな表現が出来るようにしていきましょう!
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