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【ビジネス英語】改めて知っておくべき、便利な「ASAP」の注意点

ビジネス英語 英語メール


急ぎで何か頼みたい時に便利な

「ASAP」
(エイサップ/エーエスエーピー)

ビジネスシーンでも非常によく使いますね。


だからこそ、知っておいた方が良い!

「ASAP」には注意点があります。



便利だからといって意味を知らずに使うと困ったことになることも。

改めてASAPの使い方について確認しましょう。

「ASAP」の持つ意味

まずはASAPの意味をおさらい。

  • なるべく早く
  • 至急
  • 早急に

などなど、急ぎで何かしたい時にメールなどでよく使います。

例)
I need the document ASAP.
(その書類が至急必要です。)


実際に使う時には、次の注意が必要です。

注意点1:期限があいまい

ASAP=なるべく早く

という意味ですが、人によって「なるべく早い」タイミングはまちまち。


特に海外の方だと急ぎ方の感覚が異なることも結構あり、
優先して取り掛かってくれる方もいれば、そうでないことも…涙


その感覚の差で行き違いが生まれないよう、

本当に期限が迫っているものは
しっかりと期限を指定した方が良いです。


英語では特に、
「明確に伝えること」が好まれるので、


曖昧に期限を指定して後で間に合わない‥なんてことがないように

○日まで/○時まで など
期限をはっきり伝えることも必要です。

例:

I need the document ASAP.
→I need the document by 5pm.

注意点2:ちょっと偉そう


「ASAPでお願いします!」

って、日本語で聞いてもちょっとカジュアルですよね。


英語のニュアンスも同じで、
ASAPに限らず、頭文字をとった略語は砕けたニュアンスなのです。


特に、相手に何かを頼むときに
「ASAP」と表現するのは、受け取る相手によっては偉そうに聞こえることも。


使うのは 同僚やある程度関係性が出来上がっている人
だけにしておいた方が無難です。

※上司や取引先に使うのはNG!


フォーマルな場面や丁寧に表現したい場合は、
略さずに
「as soon as possible」

を使いましょう。

例:

I need the document ASAP.
→I need the document as soon as possible.

より丁寧にしたい場合は、そのあとに

「please」「thank you」 をつけるのもオススメです。

「早め」の度合いは人それぞれ


ASAPと一言で言っても、

・最優先 なのか
大至急 なのか
・なるべく早く なのか

捉え方はそれぞれ。


ASAPは便利な表現ですが
ビジネスにおいて、誤解が生じることのないよう気を付けて使っていきましょう!

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